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資産運用のあり方(出所)日本銀行「資金循環統計」より、当金庫作成(注)日本は2018年3月末、米国・ユーロ圏は2017年3月末時点。日本の2017年3月末時点は1,809兆円。「個人金融資産1,829兆円」1 日本銀行が公表している「資金循環統計」をみると、国内の金融機関、法人、家計の金融資産・負債の残高や増減などがわかります。個人金融資産は、家計部門の資産残高で確認することができ、2018年3月末時点の家計の金融資産は1,829兆円あります。 家計の金融資産には、企業年金受給権、個人事業主の決済資金などの資産も含まれていますが、現金・預金の割合が過半の52.5%を占めています。一方、株式・投資信託の割合は約15%と、米国の約47%やユーロ圏の約27%に比べて低くなっています。1995年と2017年の日米の家計金融資産を比較してみると、米国は3.4倍、日本は1.5倍となっています。(図表1) 日米欧の家計の金融資産構成0%10%20%日本1,829兆円米国77.1兆ドルユーロ圏23.3兆ユーロ■ 現金・預金  ■ 債務証券  ■ 投資信託  ■ 株式等  ■ 保険・年金・定型保証  ■ その他↑1,182兆円(1995年末)↑22.8兆ドル(1995年末)30%40%50%60%70%80%90%100%現金・預金52.5%13.4%33.2%18.2%34.0%9.2%35.8%31.2%5.6%11.0%2.9%2.3%債務証券1.3%投資信託4.0%3.2%株式等10.9%その他2.8%保険・年金・定型保証28.5%6

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