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(図表1) 年齢別の生存確率(図表2) 健康寿命と平均寿命の推移出所:フィデリティ投信、資産運用ナビ第75回コラム   厚生労働省「平成28年簡易生命表」よりフィデリティ退職・投資教育研究所が計算出所:内閣府 平成30年版高齢社会白書1回以上運動をする成人の割合」が初めて半数を超えました(51.5%)。健康に対する意識が高まっているからでしょう。政府は健康寿命の延伸に取組んでおり、「国民健康づくり運動」により具体的な目標を設定して推進しています。例えば、20~64歳の一日の平均歩数は男性7,970歩、女性6,991歩ですが、これを男性9,000歩、女性8,500歩まで増やすことを目標としています。 3つ目の寿命が「資産寿命」です。長生きすることは、それだけ生活資金を確保する必要があることを意味します。「LIFE SHIFT」では、「長寿化の恩恵に最大限浴したければ70代、ことによると80代まで働かなくてはならない」としています。資産寿命とは、生命寿命よりも資産を長持ちさせることです。人は何歳まで生きるかわからないことから、長く生きることを想定し、経済面で不安のない生活設計が必要と考えられます。現在の年齢50%生存確率20%生存確率100歳を超えて生きる確率女性30歳90歳96歳1か月6.77%40歳90歳96歳1か月6.80%50歳90歳2か月96歳2か月6.86%60歳90歳4か月96歳3か月7.01%男性30歳84歳1か月91歳6か月1.54%40歳84歳2か月91歳6か月1.55%50歳84歳4か月91歳7か月1.58%60歳84歳10か月91歳10か月1.64%女性90(年)(年)8580757065平成13(2001)16(2004)84.9372.6572.6973.3673.6274.2174.7985.5985.9986.3086.6187.1419(2007)22(2010)25(2013)28(2016)男性90(年)(年)8580757065平成13(2001)16(2004)78.0769.4069.4770.3370.4271.1972.1478.6479.1979.5580.2180.9819(2007)22(2010)25(2013)28(2016)平均寿命健康寿命2

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