トーク125
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【資料】 国籍(出身地)別の外国人延べ宿泊者数 (単位:人泊)※観光庁「宿泊旅行統計調査」による県別年別外国人延べ宿泊者国・地域別韓国中国香港台湾アメリカタイシンガポールマレーシアインドネシアベトナムフィリピン欧州その他岐阜県平成27年719,23027,080159,64087,830143,01028,20054,78019,01019,61010,5502,3601,22062,49089,850平成26年457,74021,92053,94043,740122,57024,22042,90012,40014,3705,3109401,18024,47081,540対前年比(%)57.123.5196.0100.816.716.427.753.336.598.7151.13.4155.410.2愛知県平成27年2,155,29083,2501,140,510102,020189,45098,71095,71021,16017,47044,44029,14019,62045,450205,650平成26年1,463,33067,730499,72060,310179,250113,250101,40018,50031,65041,21027,53021,63036,040194,730対前年比(%)47.322.9128.269.25.7−12.8−5.614.4−44.87.85.8−9.326.15.6外国人観光客を日本に誘致し、販売力アップにつなげる。岐阜信用金庫バンコク駐在員事務所所長 髙たか橋はし 英ひで孝たか海 外レポートはじめに 日本政府観光局(JNTO)の発表によると、平成27年の訪日外国人観光客数は、前年比47.1%増の1,973万7,000人で、JNTOが統計を取り始めた昭和39年以降、最大の伸び率となりました。また、東南アジア6ヶ国(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム)の訪日観光客数が合計で200万人を超える規模となりました。継続的な訪日旅行プロモーションや航空路線の拡大、燃油サーチャージの値下がりによる航空運賃の低下などが主な要因といえます。また、円安による割安感の定着も、訪日観光客数の増加を後押ししました。 タイにスポットを当ててみると、訪日したタイ人は、前年比21.2%増の79万6,700人となり過去最高を記録しました。その背景には平成25年7月、タイ人観光客への査証免除措置が実施され、観光を理由とした15日以内の滞在であれば、ビザが無くても入国可能となったことが大きな追い風となり、ここ数年は、日本への旅行ブームが起きています。昨年11月にバンコク市内で開催された「個人旅行に特化した旅行フェア」(FIT FAIR)の来場者数は約4万6,000人と会場は非常に賑わっていました。 観光庁「宿泊旅行統計調査」によれば、平成27年岐阜県、愛知県に宿泊したタイ人の数は、岐阜県が5万4,780人(平成26年 4万2,900人、対前年比+27.7%)、愛知県が9万5,710人(平成26年 10万1,400人 対前年比▲5.6%)でした。【資料参照】 こうした日本への旅行ブームが続くなか、日本はタイにおいて牛肉など地元名産品の販売拡大に力を入れています。昨年11月にバンコク市内のホテルで開催された「中部農水産物・食品輸出商談会 in バンコク」では、昇竜道プロジェクトの愛知、岐阜、長野、石川、富山の各県から25社が地元名産品をPRしました。また、日系デパートでは、毎月のように日本の物産展がタイにおける日本の地元名産品の販売についてFromタイ12

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