トーク122
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いつまでも美しく健康であり続けるためにG…小塩社長は探究心が旺盛でそれが経営にもあらわれていますね。お忙しい毎日だとは思いますが、今後の事業展開などをお聞かせください。 昨今の健康志向の高まりを受け、今後ますます「グラノーラ」をはじめとした雑穀や玄米など全粒穀物が注目されると考えています。平成26年10月には「LDK(エル・ディー・ケー)」という雑誌に「ライスアイランド」のグラノーラが登場しました。掲載されたのは「グラノーラ 毎日飽きずに食べられるのは?辛口採点簿特集」で、大手メーカーがひしめくなか、ライスアイランドの「ヨーグルトに合うライ麦グラノーラ」が、32製品中4位にランキングされました。 いつまでも美しく健康であり続けるために「食」がいかに重要かをご理解いただくために雑誌、講演などを通じて「食」への啓蒙、「ライスアイランド」の取組みを広げていきたいと考えています。G…小塩社長は「岐阜県女性企業家研究会」の会員としてもご活躍ですが、最後に今盛んに話題となっている「女性の活躍推進」についてどうお考えですか。 基本的には男性も女性も関係なく「能力主義」が望ましいと思いますが、会社組織のほとんどが男性中心であることは否めない事実なので、政府主導で形から「女性の活躍」を促すことは仕方がないことかなと感じています。政府は声高に「指導的地位の女性割合を増やす」と叫ぶだけでなく、キャリアアップ支援など具体的な施策がなければ、その達成は非常に難しいことではないでしょうか。 そもそも、種族保存という戦略において、男性が「戦う」のは相手を減らして生き残る戦術であり、女性が「産む」のは増やして生き残る戦術。そう考えるとどうしても男性と女性の間には大きな壁があり、「差別」ではなく「区別」があるのです。仕事内容も男性に向いているもの、女性に向いているものがあり、そういった業務をはっきりさせ、ミスマッチが起きないようにし、働きやすい環境づくりが大事なのではないでしょうか。いずれにしろ、人口減少、超高齢化社会が避けられないなか、「女性の活躍推進」は皆が考えなければならない重要課題であり、今まさに成功するかしないかの正念場に差し掛かっていると思います。G…本日は、大変参考になるお話を多く伺うことができ、有意義な時間を過ごすことができました。長時間にわたり、誠にありがとうございました。 取材を終えて 若い女性を中心にこだわりの「朝食」がブームとなっていますが、こうしたなか、脚光をあびているのが「グラノーラ」です。「グラノーラ」は食物繊維もたっぷりでヨーグルトや牛乳をかけたり、はちみつ、フルーツなどをトッピングして食べるスタイルが定番だそうです。 「グラノーラ」などの穀物ブレンド商品を取扱い、今ではオンリーワン企業として確たる地位を築いておられますが、これまでの幾多の逆風のなか、躍進を続けた理由の一つに小塩社長の旺盛な探究心があげられるのではないでしょうか。ちなみに社長の趣味は「カメラ」で、なんと自社パンフレットの写真を自分で撮影されることもあるそうです。 今後も「食」への啓蒙活動を通じて、「ライスアイランド」の取組みを広げていただきたいと思います。        インタビュアー:営業企画部 古山■「LDK(エル・ディー・ケー)」平成26年10月号 P133に掲載 「グラノーラ 毎日飽きずに食べられるのは?辛口採点簿特集」で、 32製品中4位にランキングされました。■アサイーボウルにトッピングしたグラノーラ9

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