トーク120
15/20

01020304050(%)安定した収入の確保自分自身の成長、能力の向上社会人としての自立やりがい・生きがいを得るため社会や会社への貢献楽しみ・喜びを得るため出世するため人脈を作るためその他無回答41.2%24.7%15.9%10.1%2.9%1.6%0.6%0.3%1.6%1.0%01020304050(%)専門職を目指す一般職として仕事をする管理職を目指す将来の独立への足がかりとするアシスタント的な仕事をするその他無回答35.1%30.2%15.3%7.8%4.5%3.9%3.2%01020304050(%)芸術・文化・芸能・スポーツ今の仕事のこと私的な事(恋愛・結婚等)携帯電話、パソコン経済・景気の動向(株価・為替等)増税問題(消費税等)少子・高齢化問題、年金問題各種資格の取得環境問題社会不安(テロ問題等)政治、政局ボランティア活動その他無回答42.2%32.1%27.6%26.6%26.6%19.2%18.5%14.9%14.6%13.0%9.7%8.4%2.9%3.6%01020304050(%)定年まで働きたい結婚・出産後も一定期間は働きたい能力が発揮できる会社があれば転職したい結婚・出産後は退社したい待遇面等で条件の良い会社があれば転職したい将来は独立したいその他無回答27.9%17.2%14.3%15.9%12.0%5.2%4.5%2.9%働く目的入社後どんな働き方をしたいと思いますか現在関心のある事柄(複数回答)今の会社にどのくらい勤めたいと思っていますか このような若者の考え方を形成した環境はどのようなものだったのでしょうか。彼らは、バブル最盛から崩壊の時期にかけて生まれ、大手金融機関の破綻、終身雇用の崩壊、大量リストラ、といった暗いニュースの見出しをいつも目にしながら育ちました。小中学生の多感な時期には、不況、不景気という言葉が日常にありふれていました。小泉政権で初めて「好景気」を経験しましたが、間もなくリーマンショックのあおりを受け、就職氷河期に就職活動をすることを余儀なくされてきたことから“かわいそう”と言われてしまう世代です。 彼らはまた、物心ついたころからインターネットに慣れ親しんできた世代です。小学校ではパソコンの授業があり、中学生で携帯電話を持ち、高校・大学時代にはSNSで友人とコミュニケーションを取りながら関係性を深めてきました。情報を「素早く、確実に、正確に」得られることを重要視しているため、疑問に思ったことを周囲の人に尋ねたりする前に、インターネットで検索することが特徴で、本や映画も欲しいと思えばインターネットで購入し、有名大学の授業や好きなドラマ・アニメ等の映像も視聴します。 最近よく耳にするのは「若者の○○離れ」。主に消費をしないことを揶揄した表現の代表として使用されます。車を買わない、ビールを飲まない、旅行に行かない...それまでの世代の娯楽の代表ととらえられていたものに興味を示さず貯金をする姿は、バブル期に見られた若者の消費行動とは対照的で、慎ましく、無駄な消費をしない世代と言われています。若者が育った背景(平成25年 当金庫お取引先新入社員の就業意識調査より)13

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です